原稿注意事項


■ はじめに ■

まずは、主催である稲野が原稿を作成するソフトが『CLIP STUDIO PAINT PRO』というバリバリの漫画制作支援ソフトです。
その前は『Photoshop』なのだから、お前は何で小説本を作ってるんだと呆れられることでしょう

とはいえ、Wordで制作する環境でないために文章系に特化していないことにより、できないこと
画像系に特化しているけど、できること
以上を踏まえながら、原稿制作に関する諸注意を述べていきます。

わからなかったら、気軽に相談してください。
貴方のわからないは、貴方の他にきっと5人くらい困っていることです。
初主催ゆえに目端が行き届かず、みなさんとアンソロジーを作って行く感じですのでお気軽に!


■ 禁則・ぶら下がりの禁止 ■

『CLIP STUDIO PAINT PRO』は禁則・ぶら下がりに対応しておりません。
そのため、参加者の皆様には禁則・ぶら下がりを用いぬ原稿制作をしていただきます。

ぶら下がりとは『、』や『。』などの約物が、行頭・行末に来ることを回避するため改行せず最後の文字の下につくことです。
禁則は上記のぶら下がりの行為を支援するために、自動的に文字の間を詰めたり広げたりする処理行為となります。
約物の半角文字化は『CLIP STUDIO』さんでも対応しているのですが、長文が続く場合は読みにくくなってしまうため対応しません。

調整確認用Wordテンプレートtemplate_ss.docxでは、以下の動作で『禁則・ぶら下がり』を確認することができます。
『ページレイアウト』→『段落枠の右下の記号』→『段落』→『体裁』で禁則・ぶら下がりのチェックが確認できます(チェックがされていた場合、外してください)
『ページレイアウト』→『段落枠の右下の記号』→『段落』→『体裁』→『プロパティ』→『間隔を詰めない』をチェックしないとズレることが判明しました(2016.12.13)
双方template_『ss』.docxでは修正済みです。







『禁則・ぶら下がり』を解除すると『。』や『、』が行の一番上に来る場合があります。
この行の一番上に約物がくることは、見た目が悪くなるほか、読みにくくなったり、文意を取り違えるおそれがあるため、調整していただきます。

禁止とさせていただく約物
行の頭
終わり括弧類  」』)> などの括弧の締めに用いる部分
小さい文字  っゃゅょィェッ 名前に小さい文字がつく人物名も注意してください
句点類    、。!?
伸ばす音   ー 〜

行の終わり
始まり括弧類 「『( < など括弧の開始に用いる部分

そんなに厳密にしない所存ですので、ここさえ押さえていれば大丈夫かなと思います。


■ 数字は漢数字でお願いします ■

最近は横書きの小説も書店で見かけますが、今回のDQ小説同盟アンソロジーは縦書きの小説となります。
そのため、数字は漢数字『1→一』『55→五十五』『1647→千六百四十七』として描写いたします。
どうしても英数字じゃないとイヤンな方は、ご相談ください。


■ 『!』や『?』について ■

『!』や『?』は遠慮なくご使用ください。
縦中横という処理で半角になりますが『!!』『!?』に対応します。
縦中横は2文字までといたしますので『!!?』はやめてください。


■ 英単語はやめてください ■

いないとは思いますが、英語のスペルはカタカナに直してください。


■ ふりがなを振りたい場合 ■

行間的にかなり厳しいので、漢字の下にカッコよさげな括弧などで括ってカタカナなどでフリガナを記入してください。 あとは読者の脳内で補完してもらいましょう…!申し訳ない!


■ 章や場面の切り替わりの演出について ■

章や場面の切り替わりの際、数字や記号を挟む場合があります。寄稿の際は数字や記号を入れていただき、それが演出であると判断した場合は、主催が勝手に真ん中に揃えます。演出の記号などはご自由にどうぞ。
行間は寄稿原稿に添います。1行空けで演出的な記号があった場合は、2行の間に入れます。演出的記号の前後に1行ずつ改行が挟まれている場合は、3行のうち2行目に記号がきます。なお、演出のための記号の前に空白がない場合は中央に、意図的な空白があると判断した場合はその空白に準じた位置になります。細かい調整は修正原稿中のやりとりでいたします。

右例
「世界樹のしずくは失恋の翌朝の朝露のお味」
「また 毛が 抜けたのかー」


「エルフの飲み薬は、飲み物だろう?」
「半分が優しさででいるのは、万能薬ね」

左例
 魔法の小瓶ガブ飲みだって? フォステイルはそんなことしないよ優雅に体に振りかけるのさ!

■ □ ■ □

「ふふ。この時代は魔法の小瓶を飲む時代なんだね」